納豆菌の寿命について

納豆菌の寿命は長い?腸内で1週間は生きる?

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納豆菌の寿命


納豆菌は、驚異的にたくましい生命力を持っています。納豆菌は、100℃の熱湯に入れても死滅せず、−100℃という氷点下でも死滅せずに生き延びることができます。そんな納豆菌の腸内での活動内容や腸内での寿命(滞在期間)についてお伝えします。

腸内で生き延びることができる納豆菌はどのくらい?


市販されている納豆を食べることで、納豆菌を摂取することができます。ちなみに納豆菌は、納豆1グラムあたりおよそ10億個の納豆菌が存在しているようです。市販されている納豆1パックは約50グラムですから、納豆1パックには、およそ500億の納豆菌が存在していることになります。つまり、納豆1パック食べると、およそ500億の納豆菌を摂取できる、というわけです。

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ここで気になるのが、生きたままの状態で腸内に届く納豆菌がどのくらいになるかということです。確かに、納豆菌は胃酸でも死滅せずに生き延びられるくらい強い耐久力があります。しかし、それは芽胞という胞子の状態にある納豆菌に限られています。通常、納豆菌が芽胞という胞子の状態になるのは、過酷な環境に置かれた時なので、適温で大豆という栄養源も豊富にある納豆の中では、大方の納豆菌は、芽胞状態ではないため、その耐久力は低下しています。

ですから、納豆を1パック食べて、500億の納豆菌を摂取したとしても、それらの納豆菌がすべて胃酸で死滅せずに生きた状態で腸に届く、というわけにはいかないのが現状です。しかし、全滅するというわけではなく、納豆1パック食べると、およそ100万個ほどの納豆菌は、生き延びて腸にたどりつくことができます。

腸内で大活躍してくれる納豆菌


腸に届いた納豆菌は、そこにとどまっている間、増殖活動を行います。腸内において、増殖するのに理想的な条件が整った場合、納豆菌は、すさまじいまでの威力で増殖します。その威力は、1個の納豆菌が16時間後には40億個にまで増えるくらいの凄さです。そして増殖する際に非常に数多くの物質を副産物として産出します。

納豆菌が産出する数々の物質の中には、腸内細菌(善玉菌)の栄養源や、ナットウキナーゼのような血栓を防ぐ酵素、タンパク質や糖を分解して消化を助ける酵素などがあります。納豆は、40℃〜45℃のとき最も元気に増殖できます。腸内の温度はおよそ40℃なので、納豆菌が増殖するのにとても適している温度といえるでしょう。

腸内での寿命(滞在期間)はおよそ1週間?


できれば、納豆菌には可能な限り長い期間、腸内にい続けてほしいものです。しかし、残念ながらそう簡単にはいきません。納豆菌は腸内細菌ではないので、腸内に棲みつくことはできないのです。およそ1週間くらいすると、便と一緒に排出されてしまいます。尚、排出された便の中でもまだ納豆菌は生き続けています。

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