納豆菌の腸内での働きについて

納豆菌とは?腸内環境を整える驚きの効果が!

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納豆


納豆は、日本の伝統食品としておなじみの存在ですが、近年は、大変に優れた健康食品としても注目が集まっています。今回は、納豆に含まれる納豆菌にスポットを当てて、その数々の驚くべき効果についてお伝えします。

納豆菌とは?


納豆菌とは、空気中のどこにでも存在していますが、特に稲の藁や枯草に多く付着している細菌です。ちなみに、稲の藁一本あたりに、およそ1000万個もの納豆菌が、芽胞(がほう)という細胞構造の状態で、棲みついています。

芽胞になった納豆菌は、まさに不死身といえるほど、極めて強い耐久力があります。熱にも強く、100度のお湯で煮沸しても死滅しません。化学物質にも強く、抗菌剤や消毒薬にも屈することなく生き延びることができます。すさまじいまでの生命力です。当然ですが、胃酸にもびくともせずに元気な状態で腸まで届き、そこで様々な活躍をしてくれます。

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納豆菌の主な働き


1.腸内細菌の善玉菌(ビフィズス菌、乳酸菌)を増やす

キムチやぬけ漬け、ヨーグルトなどの発酵食品よりも、腸内のビフィズス菌を増やす効果が高いことが実証されています。

2.腸内の悪玉菌(腐敗菌)の繁殖を抑制する

乳酸菌やビフィズス菌よりもはるかに強い悪玉菌抑制効果が望めます。

3.ナットウキナーゼを生成する

ナットウキナーゼは、大豆と納豆菌の組み合わせでのみ作り出せる酵素です。納豆菌の際立った効果は、このナットウキナーゼの働きによるところも非常に大きいです。この酵素には、血液中にできた血栓を溶かす働きがあることで知られています。血液中の血栓を溶かす働きがある食品は、今のところこのナットウキナーゼが含まれている納豆だけでのようです。

納豆菌は、ナットウキナーゼのほかにも、タンパク質分解酵素(プロテアーゼ)やデンプン分解酵素(ムチン)などの消化を助ける酵素を生成します。

これだけある!納豆菌の驚くべき効果


1.便秘改善効果

納豆菌には腸内細菌の善玉菌を増やす働きが強く、また悪玉菌の繁殖を抑える働きもあることから、腸内環境を極めて良好な状態に整えることができます。腸の働きもよくなるため、便通もスムーズなります。

2.美肌効果

同じく腸内環境が良好な状態に整えられ、便通がよくなることによって望める効果です。

3.ダイエット効果

納豆菌の大好物はブドウ糖です。ブドウ糖は、炭水化物が消化吸収されやすいように小さな分子に変えられたものですが、大量に吸収されてしまうと、余った分が脂肪となって蓄積され肥満の原因になります。ブドウ糖が腸から吸収される前に納豆菌がエサとして食べてくれるので、ダイエット効果が期待できます。

4.免疫力を強化させる効果

腸内環境が良好な状態に整うことで、全体の60%〜70%もが腸内に存在する免疫細胞も活性化され、免疫力が強化されます。インフルエンザ、風邪予防、感染症予防などは、免疫力が強化されることによって望める効果です。

5.がん予防効果

昭和42年に金沢大学の亀田博士が行った動物実験によって、納豆菌にガンの抑制効果があることが確認されました。このことは当時の新聞に発表され大変な話題となり、納豆が注目されるきっかけにもなったようです。

6.心筋梗塞、脳梗塞、脳血栓などの予防効果

納豆菌が生成するナットウキナーゼに、血栓を溶かす働きがあることから、血栓が原因で引き起こされる疾患はすべて予防できると考えられています。

7.老化予防効果

納豆菌が生成するポリアミンという物質には、細胞の増殖を促進して老化を予防する効果が認められています。

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