もち麦の腸内環境を整える効果について

もち麦が腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を減らす

このエントリーをはてなブックマークに追加

もち麦


腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす働きのある食材の中でも、もち麦は特に優れた働きを持っています。また、もち麦は腸内環境を整える効果に加え、優れたダイエット効果もあることがテレビの健康情報番組で取り上げられ、一躍脚光を浴びるようになりました。さらに詳しくお伝えします。

もち麦を食べると腸内の善玉菌が増え、悪玉菌が減る理由


もち麦はその名が示す通り、モチモチとした粘り気のある食感が特徴の大麦の一種です。そして、このもち麦は、大麦βグルカンと呼ばれている水溶性食物繊維を非常に豊富に含んでいます。

水溶性の食物繊維である大麦βグルカンは、腸内の善玉菌のエサとなる栄養素です。腸内の善玉菌は、大麦βグルカンをエサにして増殖活動(発酵)を行う際に、短鎖脂肪酸(酪酸や酢酸などの総称)と呼ばれる有機酸を副産物として生成します。

この有機酸が悪玉菌に強力なダメージを与えて、悪玉菌を退治してくれます。大麦βグルカンをエサにして、善玉菌が増えれば増えるほど、有機酸も増えることになります。腸内に有機酸が増えれば増えるほど、悪玉菌はその数を減らすことになり、腸内環境は善玉菌優勢のよりよい状態に整えられます。

もち麦は、水溶性食物繊維を豊富に含む食材の中でも、トップクラスといえるほどその含有量が際立って多いため、その分、腸内の善玉菌を増やす働きにも優れているといえるでしょう。

スポンサーリンク


もち麦の健康効果


もち麦を食べて、腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を減らすことで、腸内環環境がよりよい状態に整えられれば、腸そのものの調子もよくなるため、様々な健康効果が期待できます。

腸の調子がよくなると、全体の60%〜70%も腸に集中している免疫細胞も正常に機能するため、風邪やインフルエンザなどの感染症、花粉症やアトピーなどのアレルギー疾患の予防改善が望めます。

大麦βグルカンは、血糖値の上昇を緩やかにする働きにも優れているため、肥満や糖尿病を予防する効果については、特に期待大です。

また、腸内の善玉菌が大麦βグルカンをエサにして産出する短鎖脂肪酸にも、肥満抑制効果が認められています。腸内に短鎖脂肪酸が増えれば増えるほど、太りにくくなるということです。

ちなみに、ヤセ菌といわれている日和見菌のバクテロイデスも、大麦βグルカンをエサにして短鎖脂肪酸を生成することがわかっています。

ただし、食べ過ぎに注意!


もち麦は、炭水化物(糖質)も豊富に含んでいるため、それ相応に高カロリーです。いくら肥満予防になるからといって、食べすぎてしまうと、カロリーオーバーになってしまって、逆に太ってしまう心配も出てきます。

また、同じ種類のエサばかり大量に届くと、腸内細菌もさすがに飽きてしまって、効果が薄れてしまう場合もあるようです。

大麦βグルカンばかりに頼らずに、他の種類の水溶性食物繊維も適宜取り入れるなど、バランスも心がけましょう。

スポンサーリンク

このエントリーをはてなブックマークに追加