にんにくの腸内環境を整える効果について

にんにくが腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を減らす

このエントリーをはてなブックマークに追加

にんにく


にんにくは、天然の滋養強壮剤として優れた効能があることで知られています。にんにくには、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らすことで、腸内環境を良好な状態に整える働きもあります。詳しく見ていきましょう。

にんにくを食べると善玉菌が増え悪玉菌が減る理由


1.にんにくに含まれているオリゴ糖が腸内の善玉菌を増やす

にんにくには、腸内の善玉菌の大好物であるオリゴ糖が豊富に含まれています。善玉菌は、オリゴ糖を食べて仲間を増やすことができます。善玉菌は、仲間を増やすための増殖活動(発酵)を行う際に、副産物として酸を産出します。その酸が、悪玉菌を減らす役目を果たします。

2.にんにくに含まれているアリシンが悪玉菌を減らす

アリシンは、にんにくを切ったりすり下ろしたりする際に、アリインとアリイナーゼという酵素によって発生する物質です。切ったりすりおろしたりせずに、生のまま食べた場合も、腸内細菌によって、アリインがアリシンに分解されます。このアリシンには、極めて優れた殺菌効果があります。

このアリシンが腸に届けば、腸内の悪玉菌はひとたまりもありません。ちなみに、アリシンの殺菌力は、医薬品である抗生物質のおよそ1000倍もあるといわれています。

ただし、アリシンは、加熱すると別の物質に変化してしまうため、悪玉菌を減らすためには、生食するのがベストです。

スポンサーリンク


にんにくの健康効果


アリシンは、強力な抵酸化力を持っています。この抗酸化力によって、病気の元凶といわれている活性酸素の発生を強力に抑えることができます。

にんにくを加熱調理することによって発生するアリシンが変化した物質アオエンには、強力な抗酸化力に加え、血栓を予防したり動脈硬化を予防する働きも望めます。

また、アリシンがビタミンB1と結合することで発生すアリチアミンは、疲労回復効果の高い物質で、市販の栄養剤や滋養強壮剤などにも配合されています。

にんにくは、その極めた優れた抗酸化力によって、ガン予防効果の高い食品として、アメリカのがん研究所が公表しているデザイナーズピラミッドの頂点に位置づけられています。

ただし食べすぎに注意!


にんにくに含まれているアリシンは、極めて強い殺菌力があるため、食べ過ぎると胃壁を荒らし、胃炎になるリスクが大きくなります。

また、にんにくを食べ過ぎると、アリシンが悪玉菌だけでなく、善玉菌、日和見菌を含む腸内細菌全体にダメージを与え、その数を減らしてしまう心配も出てきます。

腸内細菌の数そのものが減ってしまうと、ビタミンB群の合成がうまくいかなくなり、その結果、口角炎や皮膚炎、貧血などの不調を招く怖れがあるので、くれぐれも食べすぎには要注意です。

適量は、生食の場合は、1片、加熱する場合は、2片〜3片が一応の目安となっています。

スポンサーリンク

このエントリーをはてなブックマークに追加