りんごの腸内環境を整える効果について

りんごが腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を減らす

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りんご


「1日1個のりんごは医者を遠ざける」といわれるほど、りんごは、健康によい果物で知られています。りんごは、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす働きにも優れていて、その働きにより腸内環境をよりよい状態に整える効果も高く、お通じの改善などにも絶大な効果が期待できます。さらに詳しくお伝えします。

りんごが腸内環境を整えるのに優れている理由


1.アップルペクチンとフラビノオリゴ糖のWパワーで善玉菌を増やす

りんごには、アップルペクチンという水溶性の食物繊維が豊富に含まれています。腸内細菌の善玉菌は、水溶性の食物繊維を栄養源(エサ)として、増殖活動を行います。腸にアップルペクチンがたくさん届けば、それだけ、栄養源が増えるため、善玉菌の増殖活動も盛んになり、結果、善玉菌が増えるというわけです。

善玉菌は、増殖活動を行う際に副産物として、酪酸や乳酸などの酸を生成します。酸が多ければ多いほど、悪玉菌は増殖はおろか、生き延びることすら難しくなり、その数を減らすことになっていきます。

アップルペクチンが、通常の水溶性食物繊維よりも優れているのは、アラビノオリゴ糖という善玉菌の大好物であるオリゴ糖を含んでいるという点にあります。アラビノオリゴ糖は、発見されてからまだ日が浅く、従来のオリゴ糖とはタイプの異なる新種のオリゴ糖です。

アラビノオリゴ糖が従来のオリゴ糖と一番違っているのは、腸内の悪玉菌のエサには100%ならないという点にあります。従来のオリゴ糖は、一部が悪玉菌のエサにもなるため、例えば、悪玉菌優勢の腸内環境などでは、悪玉菌の増殖を助けてしまう場合も出てきます。

アラビノオリゴ糖は、たとえどんなにたくさん腸に届いても、悪玉菌はエサにすることができません。そのため、他のオリゴ糖よりも、効率よく善玉菌を増やすことができると考えられます。

なお、アップルペクチンは、果肉よりも皮の部分に多く含まれています

2.りんごに含まれている有機酸が悪玉菌を減らす

りんごには、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸などの悪玉菌の苦手な有機酸が豊富に含まれています。りんごを食べると、それだけ腸内の酸が増え、悪玉菌を減らす腸内環境づくりの助けとなり得ると考えられます。

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こんなにある!りんごの健康効果


りんごは、アップルペクチンや有機酸のほかにも、りんごポリフェノールや、各種ビタミンミネラルを豊富に含んでいます。これらの成分によって、様々な健康効果が期待できます。

1.便秘や下痢の予防

善玉菌が増え、腸内環境がよくなることにより得られる効果でです。

2.動脈硬化予防

アップルペクチンには、悪玉コレステロールを下げる作用もあります。

3.肥満、糖尿病予防

主にりんごポリフェノールによって期待できる効果です。

4.大腸がん予防

りんごポリフェノールに抗がん作用があり、また、アップルペクチンには腸内の有害物質を排出する働きがあるため、がんの中でも特に大腸がんの予防効果が高いようです。

5.感染症、アレルギー疾患の予防

腸内環境がよりよい状態に整えられ、腸の調子がよくなることで得られる効果です。

6.放射性物質の排出

アップルペクチンには、特に放射性物質を吸着して体外に排出する働き強いことが明らかになっています。

この他にも、疲労回復や高血圧予防にも優れた効果を発揮してくれるようです。

ただし、食べすぎに注意


りんごは、肥満予防に効果的ではありますが、やはり糖質(果糖など)も含まれているため、食べ過ぎて糖質オーバーになった場合は、肥満を招く心配が出てきます。

また、カリウムが多く含まれているため、腎臓に疾患のある場合は、注意が必要です。また、りんごに含まれているクエン酸やリンゴ酸などの有機酸も過剰に摂取した場合は、胃を荒らす原因になってしまうようです。

さらに、食べ過ぎた場合、アレルギーを発症してしまう場合もあるようです。1日に1個〜2個が適量となっています。

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