腸内細菌と口臭・体臭の関係について

腸内の悪玉菌が多いと口臭や体臭の原因になる

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口臭


口臭や体臭の原因はいろいろとありますが、実は、悪玉菌の多い腸内環境が原因となっている場合も少なくありません。ではこれから、腸内細菌の悪玉菌が原因になっている口臭や体臭についてさらに詳しくお伝えします。

腸内の悪玉菌が口臭の根本的な原因?


口の中は、腸内と密接なつながりがあります。口から食道、胃、腸、肛門までは、粘膜でつながっています。それぞれの器官に細菌が存在しますが、その中でも口の中は、腸内につづき細菌の数が多いところです。細菌の数や種類は、腸内細菌に比べると少ないですが、それでも数十億以上の細菌が棲んでいると考えられています。

そして、口の中にも腸内と同じように善玉菌と悪玉菌がいて、日々、縄張り争いを行っています。歯周病菌や虫歯菌(ミュータンス菌)が悪玉菌の代表格で、乳酸菌LS1が善玉菌の代表格です。口の中の悪玉菌も、食べカスに含まれるタンパク質をエサにして、口臭の元となる物質を作り出します。

さらに、腸内と同じで、口の中の細菌も悪玉菌が増えると、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。虫歯や歯周病になると口臭が強くなるのは、大量に増殖した悪玉菌のしわざだといえるでしょう。

ということは、口臭の主な原因は、口の中に存在する悪玉菌であるという考えも、もちろん間違いではありません。しかし、元をたどれば、根本的な原因は腸内細菌の方の悪玉菌が多い劣悪な腸内環境にあるとも考えられるのです。

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腸内に悪玉菌が多いと唾液の質が低下する


腸内の悪玉菌が多いと、嫌な口臭が強くなるのは、唾液の質が低下してしまうこととも深く関係があります。唾液には、殺菌、抗菌作用があり、口から入ってくる病原菌などを殺菌し、増殖を抑える効果があります。唾液は、口臭の予防にも大きく貢献してくれているのです。

唾液は血液から作られますが、血液は腸内の栄養分を吸収して作られます。腸内環境のよしあしが、血液の質を左右し、はてまた唾液の質を左右するということになるのです。

腸内環境が悪ければ、唾液の質も悪くなり、うまく殺菌できずに口の中の方の悪玉菌もはびこりやすい環境を作ってしまうというわけです。

腸内の悪玉菌が体臭を招くそのメカニズムとは?


体臭もまた、血液の質に左右されると考えてられます。腸内の悪玉菌が多いと、それだけ腸内で臭いの元となる有害物質(アンモニア、硫化水素、インドール・スカトールなど)が発生しやすくなります。そのような悪臭を放つ有害物質が、血液にも浸透して全身にめぐることになるのです。

最後には、有害物質は皮脂や汗として皮膚から排出されますが、その際に悪臭も一緒に放たれるために体臭がきつくなります。

同じメカニズムで、悪臭を放つ有害物質を含んだ血液が肺に届いた場合、吐く息に含まれると口臭もきつくなります。

体臭も口臭も腸内環境を整え善玉菌を増やせば改善できる


悪玉菌による腸内環境の乱れが原因の体臭や口臭は、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌を増やして、腸内環境を良好な状態に整えることによって、症状を改善できますし、また予防することもできます。

体臭や口臭が気になる場合は、悪玉菌のエサとなる肉類などの摂取を控え、食物繊維やオリゴ糖など善玉菌のエサになるものを積極的にとるようにしましょう。

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