腸内の悪玉菌を増やしてしまう食品について

腸内の悪玉菌を増やし善玉菌を減らしてしまう食品について

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腸内環境を腸内細菌の善玉菌優勢の理想的なバランスに整えるためには、毎日の食生活に気をつけることが一番です。善玉菌を増やす効果のある食品を積極的に摂ることはもちろんのことですが、それだけでなく、悪玉菌を増やしてしまう食品についても注意を向ける必要があります。

腸内に棲む悪玉菌は、動物性の食品や私たちの身体を酸化させてしまう食品を好む傾向があります。それらの食品は、悪玉菌を増やし、善玉菌を減らしてしまう食品といえます。腸内環境を乱す代表的な食品について、詳しく説明をしましょう。

肉や魚など、動物性たんぱく質が含まれる食品

動物性タンパク質


肉、魚、卵には、すべて動物性のタンパク質が含まれています。悪玉菌は、消化しきれずに大腸まで届いてしまって腐敗したタンパク質をエサ(栄養源)にして、有害物質を発生させます。ですから、肉であろうと魚であろうと卵であろうと、それらを食べてうまく消化しきれずに大腸まで届いてしまった場合は、悪玉菌の格好のエサとなってしまいます。

動物性のたんぱく質は、人間にとって必要な栄養源です。適量を摂取する分には問題がありませんが、必要以上に食べ過ぎてしまった場合、腸内の悪玉菌が増えすぎて、腸内環境を乱すことになります。

動物性のたんぱく質の中でも、特に牛肉や豚肉などの肉類は、消化がうまく行かず大腸まで届きやすいために、悪玉菌のエサになりやすいようです。

尚、大豆などの豆類に含まれる植物性タンパク質は、動物性タンパク質に比べると悪玉菌のエサになりにくいですが、吸収率が低いため、体を維持するためには、肉や魚に含まれる動物性タンパク質も必要不可欠となります。

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油(脂質)

油


油は動物性の油と植物性の油に大別されます。動物性の油は、肉類の脂肪分、ラードやバターなどが該当します。動物性の油脂は、常温で溶けにくく白く固まっているのが特徴です。

植物性の油は、その種類が非常に豊富です。キャノーラ(菜種)油、大豆油、べに花油、コーン油、ごま油、ひまわり油、バーム油、オリーブオイル、ココナッツオイル、カカオバター、アマニ油、えごま油などがよく知られています。植物性の油は、ココナッツオイルやカカオバタ―など一部の例外を除いて、すべて液体でサラサラしています。

動物性の油も植物性の油も、適量を摂ってうまく消化吸収されてしまえば、特に問題はありません。消化吸収が追いつかないくらい大量に摂りすぎてしまうと、腸内で悪玉菌のエサとなってしまうため、注意が必要になります。

酸化した油

油は酸化すると、より悪玉菌のエサになりやすくなります。程度の差はあれ、どの油も空気に触れると酸化します。また、油を高熱で加熱すると酸化がさらに進みます。

そのため、揚げ物や炒め物で利用する油や、加熱を加えられた肉や魚の油は酸化しているため、小腸で消化吸収がうまくされずに、大腸で腐敗してしまい悪玉菌のエサになりやすいです。揚げ物や炒め物の食べ過ぎは、確実に腸内環境を悪くします。ただ、適量を口にする分には問題はありません。

トランス型脂肪酸

プラスチック油などとも呼ばれていて、悪い油の代表格となっています。植物油を製造する過程で水素を添加して人工的に生成される油です。マーガリンやショートニングにたくさん含まれています。人工の油ですから、栄養としてみなされず、腸内でほとんど消化吸収されることはありません。肝臓で処理されますが、悪玉コレステロールを増やす一因とされています。

トランス脂肪酸は、自然界に存在しない油なので、悪玉菌のエサになって悪玉菌を増やすわけではないようですが、処理する際に大量のビタミンやミネラルが消費されるなど、結果的に腸内環境にも悪影響を与えるので過剰摂取には注意が必要です。

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砂糖を大量に含んだお菓子

お菓子


白砂糖は、腸内の悪玉菌を増やす食品の代表格ともいえます。大量に摂取した場合、消化するために大量の消化酵素が必要になります。胃や小腸での消化が追いつかず、大腸に届いてしまった白砂糖は、悪玉菌のエサになって、増殖を促進します。

白砂糖が体に大量に入ると、胃や腸は、「糖反射」と呼ばれる拒否反応を起こします、それにより、腸のぜん動運動(便を排出する力)も低下し、便秘を招くため、結果的に悪玉菌を増やし、善玉菌が少ない腸内環境を作ってしまうことにもなります。

お酒、アルコール類

お酒


少量の適度のお酒(アルコール)は、ぜん動運動を程よく刺激して、結果的に善玉菌を増やすことができます。ただ、過剰に摂取してしまった場合は、アルコールが乳酸菌などの善玉菌にダメージを与え、善玉菌の働きが鈍るため、その結果、悪玉菌を増やし、腸内環境に悪影響が及ぼされるようです。

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