腸内細菌と老化の関係について

悪玉菌が老化を早める!善玉菌が若返りを助ける!

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老化と若返り


腸内細菌の善玉菌と悪玉菌のバランスは、老化や若返りとも密接な関係があるといえます。悪玉菌優勢のバランスの悪い腸内環境が老化を早め、逆に善玉菌優勢のバランスのよい腸内環境は、老化を食い止め、さらに若返りが望めると考えられています。その仕組みについて、詳しくお話をしましょう。

善玉菌が多いと若返りを助けるこれだけの理由


1.悪玉菌の力を弱める

腸内の善玉菌が多ければ多いほど、老化を早める元凶である悪玉菌の増殖を抑制し、その力を弱めることができます。

2.免疫力が上がる

善玉菌には、免疫細胞を活性化させる働きがあります。善玉菌が多いとそれだけ免疫細胞も元気になりよく働いてくれ、病気に強い身体を保てます。

また免疫力が高ければ、身体全体の老化の最大の原因となる活性酸素を減らすことができるため、若返りに直結します。

3.腸のぜんどう運動を活発にする

腸のぜんどう運動を活発にし、スムーズな排便を促し、便と一緒に有害物質(ニキビの原因菌など)を排出させます。有害物質のないキレイで栄養のある血液が全身をめぐり、その結果、ニキビのない美肌を手に入れることができるというわけです。

4.美容健康効果のある栄養素をたくさん生成する

善玉菌が多ければ多いほど、それだけ腸内でビタミンB1、ビタミンB2、葉酸、ビタミンKなどの美容や健康に深くかかわりのあるビタミン類や美髪と関係のあるビオチンなどの栄養素をたくさん作ることができます。

5.代謝が活発になる

善玉菌が増えれば、その分、代謝も活発になり、腸にとって有用な酸(酢酸や乳酸)をより多く作り出すことができます。この酸たちが腸そのものを元気にして、悪玉菌の住みにくい環境を整えてくれます。コレステロールを低下させたり、カルシウムを吸収しやすくしてくれるという役目も果たしてくれています。

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長寿の人の腸内環境は腸年齢が若い?


健康で長生きできている人は、それだけ腸年齢が若いと考えられています。

実際に、腸内細菌研究の第一人者でもある光岡知足氏(悪玉菌」と「善玉菌」の名づけ親としても有名)をはじめとする、世界各国の腸内細菌研究の権威によるいくつかの調査によって、健康で長寿な人の腸内細菌に占める善玉菌(ビフィズス菌の割合)の割合は、そうでない人と比べて極めて高いことがわかってきています。

腸内環境のバランスについての詳細な割合については、個人差がありますが、健康で長寿の人の腸内環境は、善玉菌が悪玉菌よりも優勢なバランスを保てていることだけは共通しているようです。

なぜ悪玉菌が多いと老化が早まるの?


単純に考えますと、悪玉菌が多いと善玉菌の働きが鈍くなるため、それだけ若返りの助けが得にくくなる=老化が早まるということです。

悪玉菌が優勢な腸内環境は、善玉菌が優勢な状態とは逆に、免疫力が下がる、代謝が不活発になる、腸の動きが衰え便秘になるなどの不健康な状態に陥ってしまいます。

さらに腸内に悪玉菌が多いと、その分、有害物質も多くなります。増えすぎた有害物質が、腸壁を通って血液に入り、全身をめぐることになった場合、便秘やニキビなどの肌荒れ、免疫力の低下、生活習慣病など、身体の至るところに様々な不調が引き起こされます。

加齢に伴って、自然と腸内細菌の善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌の数が減ってしまい、どうしても腸内のバランスが悪玉菌優勢の方向に傾きやすくなるようです。

腸内の悪玉菌が多くなればなるほど、それだけ腸が老化し、はてまた身体全体の老化が早まってしまうということになります。

しかし、意識して善玉菌を増やすことによって、老化の促進を食い止められますし、逆に若返りを助けてくれることになるのです。

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